熱狂的な支持者が増える一方で、医療界からの視線は極めて厳しい。特にイギリス顎顔面矯正学会をはじめとする公的な歯科医療団体は、成人における骨格変化の科学的根拠が乏しいことを繰り返し指摘している。成長期の子供であれば骨格の誘導が可能であるかもしれないが、すでに骨代謝が落ち着いた成人の骨格が舌の圧力だけで大きく変化するかどうかについては、懐疑的な見方が大半を占める。
さらに、ライセンスを巡る法的な紛争や医療倫理を巡る問題も浮上した。学会や規制当局との衝突は絶えず、一部の主張が根拠のない医療行為として批判の対象となったことも事実だ。SNS上で拡散される劇的なビフォーアフター画像には、照明や撮影角度、あるいは体重の変化が大きく影響しているケースも少なくないと見られている。