かつてサービスエリアといえば、缶コーヒーを買い、トイレを済ませたら素早く再出発する「通過の場所」だった。しかし、現在のパサール蓮田(上り線)に足を踏み入れると、その先入観はあっさりと打ち砕かれる。広大なフロアには、デパ地下を思わせる惣菜店や本格的な洋菓子店、さらには生鮮食品の専門店街までが整然と並ぶ。
朝のラッシュが落ち着いた頃、店内は夕飯の食材を買い求める人々で活気立つ。なぜ高速道路の施設にこれほど普段使いの顧客が集まるのか。その理由は、ショッピングモール顔負けの品揃えと、高速道路施設ならではの営業時間の長さにあった。