台東区の食文化を語る上で欠かせないのが、明治・大正期から受け継がれてきた洋食の歴史です。田原町には、何日もかけて煮込まれた漆黒のデミグラスソースが自慢の田原町の洋食老舗が今なお健在です。
スプーンを入れた瞬間に肉汁が溢れ出すジューシーなハンバーグステーキや、トロトロの卵とコク深いチキンライスが一体となったオムライス、柔らかく煮込まれたビーフシチューは、ひと口食べるだけでどこか懐かしく贅沢な気分に浸れます。
食事の後は、周辺のレトロ喫茶やモダンなロースタリーを巡る田原町のカフェ巡りが定番のコースです。老舗ベーカリー直営のカフェで味わう炭火トーストや、浅煎りスペシャルティコーヒーのフルーティーな香りは、街歩きの疲れを優しく癒やしてくれます。