人間関係、とりわけ恋愛やパートナーシップの領域でも地殻変動が起きている。「男性が引っ張り、女性は三歩下がってついていく」という古典的な性別役割分担は、急速に過去の遺物と化した。不確実な経済情勢が続く中、男性側にも「自分一人で人生の重圧を背負いたくない」という本心が広がっているからだ。
現代のパートナーシップにおいて求められているのは、依存的な「守られる存在」ではなく、困難に直面したときに肩を並べて戦える「タフな伴走者」だ。自分の意見をしっかり持ち、何か問題が起きても他力本願にならず自分で解決へと動けるパートナーは、人生の荒波をともに乗り越える上で何よりも心強い。自分の欲望や価値観を隠さず開示してくれるため、「何を考えているかわからない」という無駄な擦り合わせのストレスがない点も選ばれる大きな要因である。