『サインはV』で主人公・朝丘ユミを演じた岡田可愛と、そのライバルであり固い友情で結ばれるジュン役の范文雀。ふたりが画面越しにぶつかり合う情熱は、本物のドラマを生み出していた。コート上で火花を散らす場面写真はもちろん、撮影の合間に見せる和やかな笑顔のオフショットには、過酷なロケを共に乗り切った戦友としての絆が滲み出ている。
CGもVFXも存在しなかった時代、スポ根ドラマの撮影現場は肉体の限界に挑むハードな日々だったという。それでもカメラを前にした彼女たちは、一球一球に魂を込めていた。その本気の熱量があったからこそ、何十年が経過した今でも当時のフォトギャラリーは観る者の胸を激しく打つのだろう。