男子のレースにおいて、最大のターニングポイントとなったのが「花の1区(10.0km)」と最長区間である「3区(8.1075km)」です。序盤の出遅れが致命傷となる駅伝において、各校が配置した絶対的エースの走りが試合全体の流れを決定づけました。
1区では集団走から中盤以降にペースアップを仕掛けた東海大山形と山形中央のエースが併走。中継所での通過タイム差はわずか数秒という緊迫した滑り出しとなりました。続く2区(3.0km)のスピード勝負を経て、3区で東海大山形が鋭いスパートを見せてリードを拡大。後続の山形中央も粘り強く前を追いますが、中盤4区・5区における東海大山形の区間賞連発が決定打となりました。
各中継所の男子通過タイムを見ると、上位勢は前半区間から1キロあたり3分00秒前後のハイペースを維持。長井市特有の直線道路で向かい風を受ける悪条件下でありながら、集団を崩さずに走り切ったトップ校の組織力が際立つ結果となりました。