Q1:ペンだこが赤くなって熱を持っています。お風呂で温めて血行を良くした方が早く治りますか?
A1:絶対に温めてはいけません。赤みと熱感がある状態は急性炎症を起こしており、温めると局所の毛細血管が拡張して痛みが激化し、炎症が広がります。まずは流水や保冷剤(タオルに包んだもの)で10分ほどしっかりアイシングを行い、熱を取り除くことが最優先です。
Q2:赤くなったペンだこに市販の魚の目・タコ用シール(スピール膏)を貼っても大丈夫ですか?
A2:使用してはいけません。スピール膏の主成分であるサリチル酸は角質を強力に軟化・腐食させる作用があります。赤く炎症を起こしている皮膚に貼ると激しい痛みと潰瘍を引き起こし、二次感染のリスクが跳ね上がります。スピール膏は赤みと痛みが完全に治まった後、皮膚が硬い状態に対してのみ使用してください。
Q3:痛くないのにペンだこが赤いまま数週間消えません。何か悪い病気でしょうか?
A3:痛みが全くない場合、皮膚の浅い層での微小な毛細血管の拡張や古い内出血の色素沈着が残っている可能性が高いです。ただし、稀にタコではなく「尋常性疣贅(ウイルス性イボ)」や「血管腫」などの別の皮膚疾患が摩擦によって刺激されているケースもあります。数週間変化がない、または少しずつ大きくなっている場合は、一度皮膚科でダーモスコピー(拡大鏡検査)を受けることを推奨します。
Q4:仕事や勉強を休めず、ペンを握らなければなりません。どうすれば悪化を防げますか?
A4:患部に直接ペンが当たらないよう、医療用のクッション保護テープやハイドロコロイドパッドを貼り、さらにペン側には柔らかいシリコン製グリップを装着してください。また、中指の関節ではなく指の腹でペンを支える持ち方に一時的に変更し、15分に1回はペンを置いて手をグーパーと開閉させ、局所の鬱血を逃す工夫を取り入れてください。