現代の旅は検索エンジンがすべてを教えてくれると思われがちだ。しかし、淡路島の最深部に位置する駄菓子屋の多くは、Google マップ上でピンが立っていなかったり、食べログにレビューが一件も存在しなかったりする。
見つけるための唯一の手がかりは、自らの足と直感だ。車がすれ違えないほどの細い路地、手書きの「たばこ・お菓子」の看板、夕暮れ時に響く子どもの笑い声。迷い込むこと自体を楽しむ余裕こそが、隠れた名店への扉を開く鍵になる。地元の人に「このあたりに昔からあるお菓子屋さんはありませんか?」と尋ねてみるのもいい。そこから始まる会話こそが、旅の醍醐味に他ならない。