かつて集中して机に向かう場所といえば、月額制の自習室や図書館が定番だった。しかし現在、その常識を覆しているのが駅構内や商業ビルの一角に並ぶ完全個室型の防音ブースだ。JR東日本が展開するSTATION BOOTHや、オフィス街を中心に急速に普及したテレキューブは、遮音性と作業性の高さで絶大な支持を得ている。
15分単位で利用できる柔軟性は、隙間時間を活用したい現代人にジャストフィットした。オンライン面接やWeb会議はもちろん、周囲の視線を完全に遮断して暗記作業に集中したい受験生にとっても理想の隠れ家だ。こうした個室インフラの拡充が、ノマドワークの定義そのものを書き換えている。