全席コンセント化の波を強力に牽引しているのが、JR東海(東海旅客鉄道株式会社)が導入を進めるN700S系新幹線だ。従来のN700Aでは窓側と最前部・最後部の壁面にしか電源がなかったが、N700Sでは全座席の肘掛け先端部に車内電源・コンセント設備が設置された。これにより、中央席や通路側席に座った乗客もコードを引っ張ることなくスムーズに充電できる環境が整った。
一方、JR東日本(東日本旅客鉄道株式会社)やJR西日本が北陸新幹線などに投入しているE7系・W7系新幹線も、デビュー当初から普通車を含む全席に電源コンセントを標準装備している。これら最新鋭車両の普及により、主要路線の電源インフラは過去数年で極めて劇的な向上を見せている。