「自宅で本物の法螺貝を吹くのは騒音が心配」「いきなり本番の貝で練習してもコツが掴めない」という方に向けて、現場の指導者も推奨する効果的なトレーニング方法があります。
代表的な練習具が、「500mlペットボトル」を使った自作トレーニングパイプです。空のペットボトルの飲み口(マウスピース代わり)を唇に当ててバズィングを行うだけで、唇の振動がプラスチック内で増幅され、正しい唇の締まり具合を音と感触で確認できます。より本物に近い抵抗感を得るには、ペットボトルの底部を切り落とし、内部にタオルを軽く詰めて消音加工を施す方法が定番です。
もう一つの土台となるのが「腹式呼吸」です。法螺貝の演奏には一瞬の瞬発的な息のスピードと、安定した空気圧が求められます。胸だけで息を吸うと肩に力が入り、アンブシュアが崩れる原因になります。背筋を伸ばし、下腹部(丹田)を膨らませるように深く吸い込み、吐き出す際はお腹の内側から押し出すイメージで一定の圧力を維持します。息の太さではなく「息の流速(スピード感)」を意識することが、芯のある響きを生み出す秘訣です。