東京の葬儀事情において長年議論されている「火葬待ち」問題。2026年の現在、桐ヶ谷斎場における実際の待機日数はどの程度なのだろうか。
取材によると、年間を通じて比較的落ち着いている時期であれば死亡後3日〜4日程度での施行が可能だが、冬場の寒冷期や体調を崩しやすい季節の変わり目には、希望する式場・時間帯によっては5日〜1週間ほどの待機が発生ケースも珍しくない。
「火葬待ちが長引くと、遺体保冷用のドライアイス代や安置施設の利用料がかさみ、結果として葬儀総額が膨らんでしまう」と都内の葬祭ディレクターは指摘する。
この問題を回避するための賢いアプローチは以下の3点だ。
第一に、大安や友引といった六曜にこだわりすぎないこと。第二に、午後遅めの時間帯や平日枠を積極的に選択すること。そして第三に、万が一の事態に備えて事前に複数のプランを葬儀社と相談しておくことだ。特に最近は、保冷環境が整った専門の遺体安置ホテルや安置施設を一時利用し、斎場の空き日程に合わせてゆったりと準備を進めるスタイルも定着している。