店舗の再編が進む一方で、スーパーマーケット業界が直面する試練は止まらない。最大の刺客は、圧倒的な物流網を誇るAmazonなどのEC大手だ。ネットスーパーや即日配送サービスの台頭により、「実店舗へ足を運んで買う」という従来の購買体験そのものが再定義を迫られている。
イオン傘下となったダイエーの店舗群も、単なる売り場にとどまらず、ECの配送拠点(ダークストア機能)や受取窓口としての役割を兼ね備えるようになった。デジタルとリアルを融合させたオムニチャネル戦略こそが、ECの巨勢に対抗する唯一の解となっている。