立ち会い当日、市町村役場資産税課の担当者が訪問した際の接し方にも注意を払いたい。第1のNGは「図面一式を丸投げして完全放置すること」だ。調査員が単独で家中を採寸して回ると、判断に迷う箇所が安全側(自治体側の税収が高くなる区分)で処理されやすい。
第2のNGは「疑問点をその場で質問せず曖昧に流すこと」。仕上げ材のグレード判別など、標準品か特注品かで点数が分かれる場面では、「これは既製品の標準仕様です」と客観的な仕様書を添えて明瞭に伝えることが過大評価の抑止力になる。
第3のNGは「終了時の確認書面を読まずに即押印すること」。調査員がどの項目をどのようにカウントしたのか、仕上げ表と照合しながら概略の説明を求め、納得したうえで応対を完了させるのが鉄則だ。