ブライダルサロンを訪れる新郎新婦から最も多く寄せられる疑問の一つが、「明治神宮と明治記念館の違いや歴史的経緯」です。明治神宮(原宿・代々木)は大正9年(1920年)に創建された神社そのものであり、本殿へ続く廻廊を歩く「参進の儀(花嫁行列)」で世界的に知られています。一方、港区元赤坂に位置する明治記念館は、明治神宮の開所記念事業として昭和22年(1947年)に開館した日本初の総合結婚式場です。
明治記念館の本館は、かつて赤坂仮皇居御会食所として使われ、明治21年(1888年)に大日本帝国憲法草案の審議が行われた由緒ある歴史的文化財です。この圧倒的な歴史的重みと、都心とは思えない約1,000坪の豊かな芝生庭園こそが、親子三代にわたって式を挙げる家庭が後を絶たない最大の理由と言えます。挙式形態としては、明治神宮本殿で伝統の神前式を執り行ってから明治記念館へ専用バス等で移動して披露宴を行うパターンと、明治記念館内の儀式殿(室内神殿)で挙式から披露宴までを一箇所で完結させるパターンの2つのルートが確立されています。