日光東照宮周辺で拝受できる御朱印は、本社の一体だけではありません。それぞれに深い由緒と見どころを持つ複数の印を集めることこそ、東照宮参拝の醍醐味です。
なかでも絶対に見逃せないのが、家康公の墓所である神聖な空間でいただける日光東照宮奥宮の御朱印です。国宝「眠り猫」の彫刻が掲げられた坂下門をくぐり、杉木立に囲まれた200段以上の急な石段を登った先にある奥宮授与所で拝受できます。金属製のような重厚な風合いを持つ特別な紙に葵の御紋が輝く奥宮限定の御朱印は、登拝を果たした者だけが得られる達成感の証です。
また、陽明門の手前左側に位置する本地堂(薬師堂)では、天井に描かれた巨大な龍の下で拍子木を打つと美しい鈴の音が響く「鳴龍」が有名です。ここは明治の神仏分離以降も東照宮境内に残る天台宗・日光山輪王寺の管轄となっており、「薬師堂 鳴龍」の御朱印が授与されます。龍の迫力ある墨画や梵字が配された独特のデザインは、東照宮の本社御朱印と並び絶大な人気を誇ります。