インターネット上で「大阪王将 西葛西店」と検索すると、サジェストワードに「閉店」や「閉店理由」といった不穏な語句が浮上することがあります。現場取材および登記・商業施設情報、公式アナウンスを照合したところ、大阪王将 西葛西店が完全閉店したという事実は確認されていません。では、なぜこのような噂が一人歩きしてしまったのでしょうか。
第一の要因として挙げられるのが、外食産業全体を襲った営業時間の流動化と一時的な休業期間です。近年の人手不足や設備メンテナンスに伴い、深夜営業の見直しや突発的なアイドルタイム(中休み)の設定が行われた時期がありました。普段仕事帰りに立ち寄っていた常連客が「シャッターが閉まっている」光景を目撃し、SNS上で「潰れてしまったのか?」と投稿したことが発端の一端となっています。
第二の要因は、西葛西駅周辺における中華料理チェーンの激しいスクラップ&ビルドです。江戸川区西葛西駅エリアは、同業の「餃子の王将」をはじめ、町中華や新興のアジアン料理店がひしめき合う超激戦区。近隣店舗の閉店ニュースや看板の掛け替え情報がWeb上のまとめサイト等で混同され、あたかも大阪王将が撤退するかのような誤認情報が拡散された背景が浮かび上がってきます。