えんどう豆はご飯のお供だけでなく、食卓のメインを張るおかずや常備菜としても優れたポテンシャルを発揮します。
和食の定番であるえんどう豆の煮物・卵とじは、春の優しさを丸ごと味わえる逸品です。かつお節と昆布の合わせ出汁に薄口醤油、みりんを合わせた煮汁で下茹でしたえんどう豆をさっと煮ます。そこに溶き卵を2回に分けて回し入れ、半熟の状態で火を止めて余熱で仕上げます。出汁を吸った豆の甘みと、とろりとした卵のコクが絶妙に絡み合います。高野豆腐や鶏肉、玉ねぎを加えると、栄養バランスの取れた満足感のある主菜になります。
一方、収穫期の後期に出回る少し育ちすぎた豆や、硬めの豆を美味しく消費するにはえんどう豆のつくだ煮(甘辛煮)が最適です。醤油、みりん、砂糖、酒を同割合で合わせた煮汁に生姜の千切りを加え、汁気がなくなるまで弱火でコトコトと煮詰めます。表面に照りが出て豆がしっかりと煮締まると、箸休めやお酒の肴、お弁当のアクセントとして冷蔵庫で1週間以上美味しく日持ちします。