アニメーション制作・サンライズ(現・バンダイナムコフィルムワークス)が手掛けた2020年のテレビアニメ版において、最大の功績と評されたのが主人公・鼓田ミナレ役を演じた声優・杉山里穂さんの超絶的な演技力です。1秒間に詰め込まれる膨大な情報量、息継ぎの隙間すら感じさせない怒涛のセリフ回しは、原作者の沙村氏をして「完全にミナレそのもの」と言わしめました。
現在、U-NEXTやdアニメストア、Amazonプライム・ビデオなどの各種動画配信サービスで視聴可能となっており、無料トライアル期間などを利用した新規ファンの流入が続いています。では、ファンが熱望するアニメ2期の制作可能性はどこまで現実味を帯びているのでしょうか。業界の制作状況と客観指標を整理します。
アニメ2期が即座に立ち上がらない最大の要因は、原作後半に登場する過激かつセンシティブなエピソードの映像化難易度と、スタジオ側の制作ライン確保の兼ね合いと見られます。しかし、原作ストックの潤沢さと根強いコアファンの支持を考慮すれば、OVAや劇場先行上映を含めた続編展開の芽は十分に保たれています。