店頭からたあ坊の姿が激減した1990年代半ばから2000年代初頭にかけて、インターネット掲示板やSNSでは様々な憶測が飛び交いました。当時のネットコミュニティでは「たあ坊は放送禁止になった」「モデルとなった実在の人物がいた」といった根拠のないオカルト的な噂が一人歩きする事態が生じていました。
知恵袋やSNS等で長年語られてきた生の声を検証すると、以下のような認識の断絶が確認できます。
- リアルタイム世代の声:「小学生の頃に文房具を全部たあ坊で揃えていたのに、ある日を境にサンリオショップから消えて驚いた」「本が回収されたと聞いてショックだったが、キャラクター自体を嫌いになったわけではない」
- 後追い世代(Z世代)の声:「レトロ可愛いデザインとして好きになった。昔そんな回収騒動があったなんて信じられない」「現在のグッズを見ても差別的な要素は一切感じない」
店頭から消えたように見えた理由は、サンリオがブランドイメージを守りつつ設定の精査を行うため、過度なプロモーションを意図的に控えていた冷却期間を設けたためです。決してキャラクターそのものを「存在抹消」したわけではありませんでした。