立正大学付属立正中学校・高等学校の受験難易度は、ここ数年の首都圏私立中学・高校入試の激化に伴い、極めて手堅い推移を見せています。大手模試(四谷大塚・日能研・首都圏模試)のデータを精査すると、中学入試における偏差値は首都圏模試で48〜53前後、四谷大塚・日能研で40〜45前後のゾーンを安定してキープしています。「手の届きやすい付属校でありながら、進学校としての機能も果たすハイブリッド校」としての認知が定着した結果、無謀な背伸びを避けたい堅実派の家庭から圧倒的な支持を集めています。
中学入試の倍率動向を見ると、2月1日午前の第1回入試こそ実質倍率1.4〜1.7倍程度で推移しているものの、2月1日午後や2月2日午後の「午後入試」枠では実質倍率が2.5〜3.2倍に跳ね上がる回も見られます。他校を本命とする上位層が「確実に押さえておきたい午後併願校」として組み込むケースが増加しており、油断のならない競争環境が形成されています。
一方、高校入試における偏差値推移は、都立Vもぎ・Wもぎ基準で特別進学コースが58〜60前後、進学コースが53〜55前後をマークしています。公立トップ校や上位校の併願確約(私立推薦・併願優遇)先として選ばれるケースが定着しており、高校入試倍率も推薦入試はほぼ1.0倍の手堅さを見せる一方、一般入試オープン枠では実質倍率1.5〜2.0倍前後の厳格な選考が行われています。過度な偏差値競争から一歩距離を置きつつ、着実な学力伸長を狙う層にとって、同校の立ち位置は極めて魅力的な選択肢として機能しています。