コミックス終盤の最終決戦において、常闇踏陰は文字通り戦況をひっくり返す大金星を挙げます。相手は、若返りの薬によって全盛期の力を取り戻しつつあった巨悪オール・フォー・ワン(AFO)。周囲のプロヒーローたちが次々と薙ぎ払われる絶望的な状況下で、常闇は仲間たちの支援を受け、空を覆う巨大な暗雲の影を利用して最大解放形態「真・深淵闇躯(しん・しんえんおんぐ)」を発動しました。
暗闇のエネルギーを極限まで取り込み、山をも超える巨神と化したダークシャドウは、規格外のパワーでAFOを上空から大地へと叩き伏せました。あの魔王をして「小僧の個性に圧されている」と恐怖と焦燥を抱かせた一撃は、A組の生徒という枠組みを完全に超越し、世界を救う主戦力として君臨した証左です。
闇に呑まれて暴走していたかつての少年が、仲間の光を信じることで最大の闇を手懐け、魔王を粉砕する光景は、常闇踏陰というキャラクターのアーク(成長曲線)における最高の到達点となりました。