ネット上の口コミや知恵袋を調査すると、「寺田倉庫G号を目的地に設定したら、関係者専用の搬入口に着いてしまった」「イベント会場の入り口が見当たらない」というトラブルの報告が散見されます。この混乱には、天王洲アイル特有の再開発の歴史が深く関係しています。
もともと寺田倉庫の敷地は、旧配送センター時代の名残でA号棟、B号棟、G号棟といったアルファベット記号で管理されていました。しかし近年のリブランディングに伴い、多くの建物が「G1ビル」「G3ビル」「T-LOTUS M」といった個別名称や、ホールごとのブランドネームに再編されました。その過渡期において、イベントの案内状やSNSの口コミに「G号」「G号棟」という古い表記と「G1ビル」という新名称が混在したまま流通してしまったのです。
報道関係者やイベント企画会社の間では「天王洲アイルのG1ビル=旧G号棟エリア」として周知されていますが、一般の来場者が旧称のままナビゲーションアプリに入力すると、オフィス側のエントランスやバックヤード側へ案内されるケースがあります。展示会やポップアップへ足を運ぶ際は、「寺田倉庫G1ビル」または催事ごとに指定された特設受付口の名称を確認することが不可欠です。