熱中症の現場では「少し休めば治るだろう」という油断が致命傷になります。明確な救急車を呼ぶ判断基準を持ち、該当する場合は即座に119番通報を行ってください。
緊急搬送を要する絶対的な基準は以下の3点です。
・意識の混濁:自分の名前や現在地が言えない、視線が合わない、呼びかけに反応しない。
・自力摂取の不能:手が震えて水分を持てない、飲み込もうとするとむせる。
・急速な悪化:けいれんを起こしている、皮膚が異常に熱く汗が全く出ていない。
救急隊が到着するまでの間も、日陰への移動と全身の冷却処置を1秒も止めずに継続することが、後遺症を残さないための鉄則です。