検索エンジンで「こぎみゅん」と入力すると、関連語句に「炎上」という穏やかでない単語が浮上することがあります。しかし、報道各社の記録や公式SNSの過去ログをくまなく調査した結果、こぎみゅん自身や運営元が社会的な不祥事や倫理的問題を起こして炎上した事実は一切存在しません。
では、なぜこのような検索ワードが定着してしまったのか。取材の結果、以下の3つの複合的な要因が判明しました。
第一に、キャラクター大賞におけるファン同士の過熱した投票競争です。急激に順位を上げた2020〜2021年頃、一部の熱心なユーザーによるSNS上での強い呼びかけに対し、他キャラクターのファンとの間で軽微な論争が発生。これがネット掲示板などで針小棒大に「炎上」と書き立てられた経緯があります。
第二に、公式Twitter(現X)での「鬱ツイート」と捉えられた投稿への波紋です。過去に「みゅん……もうなにもできないみゅん……」といった、こぎみゅんの弱気な性格を忠実に反映した投稿がなされた際、文脈を知らない一般ユーザーから「サンリオのキャラが病み垢のような投稿をしていて不穏だ」「子供に見せるには精神的に重すぎるのではないか」と物議を醸したケースがありました。
第三に、「散る」という言葉のネットスラングとの混同です。ネット上での「爆死」「炎上して散った」という比喩表現と、こぎみゅん本来の「粉に散る」という物理的生体設定が検索アルゴリズム上で混ざり合い、根拠のない炎上説としてサジェストに残存しているのが実情です。