上の血圧は正常なのに下の血圧が高い?放置が招く動脈硬化リスクと改善法

上の血圧は正常なのに下の血圧が高い?放置が招く動脈硬化リスクと改善法

上の血圧は正常なのに下の血圧が高い?放置が招く動脈硬化リスクと改善法とは一体何なのか? 詳しい意味を丁寧に紐解いて紹介します。

セルフケアを続けても数値が動かない場合や、測定値がすでに危険水域にある場合は、専門医による医療介入が不可欠です。診察を受けるべき降圧剤治療の目安は、生活習慣の是正を1〜3カ月行っても家庭血圧で下が85mmHg以上、診察室で90mmHg以上が持続する場合です。特に下の数値が100mmHgを超えているケースでは、動脈硬化の進行を食い止めるために早期の服薬が強く推奨されます。

末梢血管の抵抗を下げる薬剤としては、血管を拡張させる「カルシウム拮抗薬」や、血管収縮ホルモンの働きをブロックする「ARB(アンジオテンシンII受容体拮抗薬)」などが主軸として用いられます。「一度薬を飲み始めたら一生やめられないのではないか」と不安を抱く人もいますが、生活改善によって適正体重に戻り、血管抵抗が改善すれば、医師の指導のもとで減薬や休薬に至るケースも決して珍しくありません。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。