ブレーキパッドは新品時で約10mmの厚みがあります。日常点検や車検時の残量チェックにおいて、交換判断の基準となる数値は次の通りです。
・残量5mm〜6mm:まだ安全に使用可能。走行距離5万キロ前後での中間チェック推奨。
・残量3mm〜4mm:【要交換準備】次回の車検や遠出の前に交換を検討すべき段階。
・残量2mm以下:【即交換】ブレーキ性能が著しく低下し、極めて危険な状態。
走行中やブレーキを踏んだ際に「キーキー」「シャー」と甲高い金属音が鳴り始めた場合、それはパッドに装着されている「ウェアインジケーター(摩耗警告板)」がローターに接触して意図的に音を出しているサインです。
この異音を放置して走り続けると、パッドの摩擦材が完全に消滅し、金属の土台がブレーキローターを直接削り取ってしまいます。最悪の場合、ブレーキが効かなくなる大事故に直結するため、異音が確認されたら直ちにピットへ車を持ち込みましょう。