5人兄妹がこれほど仲良く、かつ全員が礼儀正しく自立している背景には、父・工藤公康と母・雅子による独特の家庭内ルールと教育方針が存在します。
テレビ特番や過去の手記で明かされた工藤家のルールは、極めて厳格かつ徹底されたものでした。
- 「挨拶と礼儀の絶対遵守」:朝の挨拶や食事前後の礼儀、目上の人への敬意は幼少期から徹底的に叩き込まれた。
- 「自分の選択に責任を持つ」:親のコネや名前を使わず、進路や競技選択はすべて本人の意志で決めさせ、途中で投げ出すことを許さない。
- 「兄妹での連帯責任と助け合い」:誰かが困っているときは全員で支え、理不尽な争いは徹底的に話し合わせる。
工藤阿須加は高校時代、名門・東京農業大学第二高校でテニスに打ち込み、プロを目指すほどの腕前でした。肩の故障でプロの道を断念した際も、父・公康は安易な慰めを口にせず、「自分で次の道を探せ」と背中を押したといいます。この厳しい自立の教えがあったからこそ、兄妹間に甘えや足の引っ張り合いがなく、互いを一人の大人として尊重する絆が形成されました。