インターネットの検索窓に「次長課長」と入力すると、関連検索として「解散」「不仲」といったネガティブワードがサジェストされることがあります。しかし、結論から言えば次長課長の解散説は完全なデマであり、現在もコンビ関係は盤石です。
この噂が広まった契機は、2012年に河本準一を取り巻く生活保護費受給に関する騒動が起きた時期にあります。当時、河本が一定期間の活動自粛を余儀なくされ、コンビでの新規CMやレギュラー番組が相次いで終了しました。このとき、井上聡はピン芸人としての活動を余儀なくされ、二人が並んで画面に映る機会が激減したため、「このまま自然消滅して解散するのではないか」という憶測が独り歩きしてしまったのです。
しかし、実際の二人の絆は冷めるどころか、逆境を通じて強固なものへと再構築されました。井上聡は当時、周囲からコンビ解消を打診されても一切首を縦に振らず、黙々と舞台に立ち続けました。河本自身も後年のインタビューで「あのとき、井上は文句ひとつ言わずにただ劇場で待っていてくれた。相方には一生頭が上がらない」と感謝を口にしています。現在でも「ルミネtheよしもと」の香盤表(出演リスト)には定期的に「次長課長」の名義が刻まれており、不仲どころか芸人仲間からも「お互いを尊重しあう理想的な関係」として知られています。