五月山動物園を全国区の知名度に押し上げた立役者が、愛くるしい姿で来園者を魅了するヒメウォンバットたちです。現在、日本国内でウォンバットを飼育している施設はごくわずかであり、同園はその中心地としてファンの聖地となっています。
特筆すべきは、オスのヒメウォンバット「ワイン」が打ち立てた偉業です。野生のウォンバットの寿命が10〜15年程度とされるなか、ワインは35歳を超えて「史上最高齢の飼育されたウォンバット」および「存命中の最高齢の飼育されたウォンバット」としてギネス世界記録に認定されました。人間で言えば100歳を優に超える長寿であり、飼育スタッフの手厚いケアとストレスの少ない飼育環境が世界的に高く評価された証左といえます。
園内では、ワインの他にもフク、ユキ、コウといった個性豊かなウォンバットたちが暮らしており、ずんぐりとした体型で小走りに駆け回る姿や、穴掘りに夢中になる愛らしい仕草がSNS上でも連日大きな話題を呼んでいます。
近年では五月山動物園 リニューアル 最新情報として、ウォンバット舎の改修や見学デッキの整備、空調設備の近代化が順次進められてきました。全国のファンから寄せられたクラウドファンディングの支援金も活用され、高齢個体にも優しいバリアフリーかつ快適な住まいへとアップデートされています。現地に足を運ぶ際は、朝の開園直後や夕方の涼しい時間帯が比較的活発に動く姿を見られる狙い目です。