ネット上の掲示板やSNSで定期的に浮上するのが、「ちょ待てよ 言ってない 真相」をめぐる議論です。アニメや映画の名言において「そんなセリフは本編に存在しない」(例:『名探偵コナン』の「バーロー」の過剰演出や、名作映画の誤引用など)というケースが多いため、木村拓哉の代名詞も後世の創作ではないかと疑われてきました。
結論から言えば、木村拓哉は劇中で明確に「ちょ、待てよ」と口にしています。したがって「完全に言ってない」という言説は明白な誤りです。
ただし、視聴者の記憶と実態の間には明らかな温度差が存在します。劇中においてこのセリフは、決め台詞として大々的に叫ばれたわけではなく、会話の流れの中で発せられた自然な口語表現でした。それがいつの間にか「木村拓哉といえばこのセリフ」という絶対的なアイコンに化けた背景には、後述するものまねカルチャーによる劇的な増幅作用がありました。