普段は無色透明に澄んでいる岳温泉の湯が、突如として濃密な乳白色へと姿を変える日があります。これが温泉ファンの間で話題を集める岳温泉ミルキーデイの日程と真相です。
この白濁現象は、元湯から引いている湯樋に付着した湯花(硫黄などの温泉成分沈殿物)を掃除する「湯花流し」によって起こります。パイプの詰まりを防ぐため、熟練の湯守たちが毎週月曜日の早朝から湯樋を清掃し、剥がれ落ちた大量の天然湯花が一気に温泉街へと流れ込みます。
現地での日帰り混雑状況と利用者の口コミを検証すると、湯花が旅館や公衆浴場の湯船に到達し始めるのは月曜日の昼前(おおむね11時〜13時頃)。湯船の底が見えないほどの濃厚な白濁湯と強い硫黄の香りは火曜日の午前中まで残ることが多いですが、最も純度が高い濁り湯を体験できるのは月曜日の午後です。SNS等での拡散により月曜日の午後は入浴客が集中しやすいため、日帰り入浴の受付開始直後(12時〜13時台)を狙って訪問するのが混雑を避ける賢い立ち回り方です。