インターネット上の掲示板やSNSで時折見かけるのが、「札幌は輸送コストがかかるため、古着の販売価格が首都圏より高いのではないか」という誤解です。
しかし、実際の市場価格を綿密に調査すると、この推測は必ずしも正確ではありません。札幌市内の古着店は首都圏の主要エリアに比べて店舗の賃料コストを低く抑えられるケースが多く、その分が販売価格に還元されています。特にレギュラーのアメリカ古着やヘビーアウター類は、首都圏の相場よりも10%〜20%ほど割安なプライスで設定されている例も珍しくありません。
さらに、寒冷地という気候特性から、ウールコート、ダウンジャケット、ムートン、ヘビーフランネルシャツといった秋冬物アイテムの仕入れルートとストック量が極めて充実しています。本州ではなかなか見つからない肉厚なカナダ製・北欧製のヴィンテージニットやワークウェアが豊富に揃っている点は、札幌の古着市場における最大の強みと言えます。