スチームだけでは戻らないほど頑固によれてしまった綿100%Tシャツには、熱湯を利用した強力な縮小テクニックが有効です。綿繊維は高い熱と水分が加わると元の長さに戻ろうとする「熱収縮」の特性を持っています。
手順は非常にシンプルです。鍋にお湯を沸騰(約80℃〜90℃)させ、襟元のリブ部分だけを約1分〜2分ほど浸します。火傷に注意しながらトングなどで取り出し、冷水にさらして粗熱を取った後、タオルでしっかりと水気を吸い取ります。
仕上げに平らな場所で形を整えて乾燥させれば、波打っていた襟のリブが驚くほど密に詰まります。ただし、この方法はポリエステル混紡や化繊のTシャツには不向きです。化繊は高温で変質やテカリを起こすリスクがあるため、必ず洗濯表示タグで素材を確認してから実施してください。