インターネット上で流布する天中殺の情報には、閲覧者の不安を煽ってアクセス数を稼ぐような短絡的なコンテンツが散見されます。それらの歪みを正すために知っておくべき決定的な盲点が2点あります。
第一の盲点は、「天中殺中は大成功してはいけない」という迷信の嘘です。天中殺の期間中に突如として大ブレイクを果たし、莫大な名声や富を手にする芸能人やビジネスパーソンは無数に存在します。天中殺とは「天井もなければ底もない」状態です。天のフタが外れているため、本人の実力以上の浮揚力を得て一気に急上昇することがあります。ただし、その成功を「自分の実力だ」と過信して私利私欲に走った瞬間に、フタのない奈落へ急転落するという構造を孕んでいるのです。
第二の盲点は、「月天中殺」と「日天中殺」の過剰意識です。12年周期の年天中殺だけでなく、1年の中にも2か月間の月天中殺、さらには12日周期で2日間の日天中殺が存在します。これらをすべて気に病んでいては、まともな社会生活を送ることは不可能です。日々の暮らしにおいては、日や月の微細な天中殺を恐れる必要はまったくありません。意識すべきはあくまで12年に一度の「年天中殺」の2年間における基本姿勢だけで十分です。