セルフケアを2〜3週間続けても改善が見られない場合や、飲食に支障が出るレベルの強い痛みがある場合は、迷わず歯科医院を受診する必要があります。歯科医院でのアプローチは、露出した象牙細管を「医療用材料で物理的に完全密閉する」ことが基本戦略です。
代表的な処置が知覚過敏 レジンコーティング処置です。歯科用の高性能コーティング材や、流動性のあるコンポジットレジン(審美修復用プラスチック樹脂)をしみる部分に薄く塗布し、特殊な光を照射して瞬時に硬化させます。この処置の最大の強みは即効性であり、施術を受けたその日の食事から痛みが大幅に軽減します。削れて大きく凹んでしまったくさび状欠損部には、レジンを充填して元の歯の形態を精密に復元します。
また、就寝中の歯ぎしりや無意識の食いしばりが原因である場合、いくら表面をコーティングしても過剰な咬合圧によってすぐに剥がれてしまいます。この根本原因を遮断するのが知覚過敏 歯ぎしりマウスピース治療(ナイトガード)です。夜間就寝時に専用のカスタムメイドマウスピースを装着することで、歯にかかる異常な圧力を分散させ、歯頸部への応力集中を劇的に緩和します。
読者が最も気にする知覚過敏 歯科医院の治療費と真相について、主要な治療法とその費用相場、特徴を一覧表にまとめました。
ネット上では「歯科に行くと高額な自費診療を勧められるのではないか」という不安の声も聞かれますが、現在日本の保険医療制度において、知覚過敏の標準的な診断、コーティング処置、およびナイトガード作製はいずれも保険適用が認められています。初診料やレントゲン検査費を含めても、大半のケースは3割負担で総額2,000円〜5,000円前後に収まるのが実態です。