結論から述べると、膨らんでしまったモバイルバッテリーをヤマダ電機の店頭で処分することは原則不可能です。「小型家電リサイクル法」や資源有効利用促進法に基づき、通常のリチウムイオン電池であれば店頭回収の仕組みが整っているものの、ひとたび形状が変化した個体については、大手量販店であっても一転して取り扱いを完全に停止します。
店内に設置されている黄色い「JBRC回収ボックス」をよく確認すると、投入口の注意書きに「膨張・破損・水濡れしたバッテリーは投入厳禁」という警告が大きく明記されています。一般社団法人JBRCが定める回収基準において、膨張したバッテリーは明確にJBRC回収ボックスの対象外と位置付けられており、万が一投入された場合は集荷自体が差し戻されるルールが徹底されています。
「それなら、有料の小型家電回収サービスなら引き取ってもらえるのではないか」と考える方も少なくありません。ヤマダ電機では指定の段ボール箱に不要家電を詰めて送る宅配回収や、店頭での小型家電引き取りサービスを展開しています。しかし、ヤマダ電機の小型家電回収料金(店頭持ち込みで数百円〜、段ボール1箱の一括宅配回収で約2,000円弱)を支払う意思を示したとしても、運送会社の引受基準および産業廃棄物処理の安全協定により、発火の恐れがある膨張リチウムイオン電池は受取品目から真っ先に除外されているのが実情です。