華やかなイメージが先行する石田純一ですが、そのキャリアは決して順風満帆なスタートではありませんでした。ここで改めて、彼の骨太な経歴とプロフィールを紐解きます。
父親は元NHKアナウンサーの石田武氏、祖父は日本経済新聞の前身である中外商業新報の記者という超インテリ家系に生まれた石田純一。東京都立青山高等学校を経て早稲田大学商学部へと進学します。しかし、大学生活の途中で演劇の世界に強く惹かれ、親の反対を押し切って大学を中退する道を選びました。
早稲田を中退した理由は、本気で役者の道を志し、演劇界の最高峰であった文学座付属演劇研究所へ入所するためでした。同期や先輩たちと演技論を戦わせる日々を送るも、すぐには芽が出ず、20代は肉体労働のアルバイトで食いつなぐ極貧生活を経験します。その後、さらなる表現力を求めて単身アメリカへ演劇留学を果たすなど、徹底して芝居の基礎を叩き込んだストイックな下積み時代が存在しました。