選挙シーズンになると耳にする機会が増える専門用語が「F票(エフひょう)」です。これは公明党や創価学会の選挙活動における中核概念となっています。
F票の「F」とは「Friend(友人・知人)」の頭文字を指します。学会員自身が投じる確実な組織票(基本票)に対し、学会員が親族、職場仲間、同級生、近隣住民などに個別に連絡を取り、公明党や自公連立候補への投票を依頼して獲得した票を「F票」と呼びます。
このF票集めが機能する背景には、学会特有の密密なネットワークと日常的な対話活動があります。
公明党の集票マシーンと評されるこの仕組みは、電話掛けや対面での丁寧なコミュニケーションを通じて地道に積み上げられます。無党派層の投票率が低下する選挙ほど、こうした計算できる組織票とF票の破壊力は跳ね上がり、他党の候補者にとって極めて脅威的な存在であり続けています。