ネット上のQ&AやSNSでは、徳山駅の新幹線に関して一部の誤解や疑問が散見されます。調査報道の観点から、現場の正確な実態を検証します。
誤解1:「のぞみ」が全便停車しないのは格差なのか?
「新山口には毎時のぞみが停まるのに、徳山は一部通過なのは不便ではないか」という声があります。しかしこれは格差ではなく、山陽新幹線全体の「千鳥停車(列車ごとに停車駅を変えて利便性と速達性を両立させるダイヤパターン)」によるものです。徳山駅には「さくら」が高頻度で停車するため、新大阪・博多方面への所要時間や利便性は毎時確保されており、実用上の不便は最小限に抑えられています。
誤解2:「さくら」の普通車指定席はグリーン車並み?
これは誤解ではなく事実です。山陽・九州新幹線を走るN700系(8両編成)の「さくら」「みずほ」は、普通車指定席(4〜8号車)が2列+2列の4アブレストシートとなっており、のぞみの普通車(2列+3列)よりも座席幅が広くゆったりとしています。徳山駅から新大阪や博多方面へ向かう際、追加料金なしでワンランク上の快適性を享受できるため、指定席を予約するなら「さくら」を最優先で選ぶのが賢い選択です。