2026年のUSJ周辺は、かつてないほどの宿泊熱気に包まれている。新エリア人気に伴う国内旅行者の集流と訪日外国人の爆発的増加を受け、ユニバーサルシティ駅直近のホテル群は強気の価格設定を崩していない。土日や大型連休ともなれば、素泊まり1泊で1室5万円を超えるケースももはや日常茶飯事だ。需要に連動してリアルタイムに客室単価が変動する「ダイナミック・プライシング」の導入が進んだことで、ピーク時の価格上昇速度は過去最高レベルに達している。
しかし、絶望する必要はどこにもない。ホテル業界の裏側を取材すると、すべての宿が一律に跳ね上がっているわけではない実態が見えてくる。需要の波と地理的な盲点を突くことで、混雑期であっても驚くほどリーズナブルな価格で快適な部屋を手に入れるルートは確実に残されているのだ。