浜松町の激辛グルメを語る上で絶対に外せないのが、創業数十年の歴史を誇る薬膳中華の名店「味芳斎(みほうさい)」です。看板メニューである麻婆豆腐は、一般的な四川風とは一線を画す独特のビジュアルと強烈な辛さで知られています。深紅のラー油に沈む豆腐と粗挽き肉には、厳選された大量の唐辛子と独自の薬膳スパイスがブレンドされており、一口運ぶだけで毛穴が一気に開くような鮮烈な刺激が走ります。
この辛さの奥にある深いコクと旨味こそが、多くのリピーターを生み出す中毒性の秘密です。味芳斎の麻婆豆腐の辛さは、初心者が油断するとむせ返るほどのハイレベルですが、ただ辛いだけでなく、スパイスの芳醇な香りと肉の旨味がご飯を猛烈に進ませます。「一度食べたら数日後にまた身体が求めてしまう」と語るファンが後を絶ちません。
利用する際に知っておきたいのが、味芳斎の本店と支店の違いです。芝大門の交差点近くにある本店は、活気あふれる町中華の風情が残り、ランチ時の回転もスピーディー。一方の支店は席数が比較的ゆったりしており、夜の宴会や落ち着いて食事を楽しみたいグループ利用に適しています。どちらの店舗でも門外不出の絶品麻婆豆腐を堪能できますが、混雑状況や用途に合わせて使い分けるのがスマートです。