【決定版】Have ToとMustの違いとは?主観・客観とネイティブの使い分け

【決定版】Have ToとMustの違いとは?主観・客観とネイティブの使い分け

【決定版】Have ToとMustの違いとは?主観・客観とネイティブの使い分けとはどのようなものなのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。

文法上の構造的な制約として、法助動詞「must」には義務を表す過去形が存在しません。「〜しなければならなかった」と過去の義務や必要性を表現したい場合、選択肢はhave to 過去形 had toの一択となります。

・I had to work overtime yesterday.(昨日は残業しなければならなかった)
・We had to cancel the flight due to the typhoon.(台風のためフライトをキャンセルせざるを得なかった)

英語の歴史において、mustはもともと過去形(古英語のmōste)に由来する単語ですが、現代英語では現在の義務や推量を表す形として固定化されました。そのため、「I musted」のような変化は存在せず、過去の義務はすべてhad toで代用されます。

ここで多くの学習者が混乱するのが、must 推量 義務 違いです。mustには「義務(〜しなければならない)」のほかに、「確信に満ちた推量(〜に違いない)」という極めて重要な用法があります。そして推量の文脈において過去のことを推測する場合は、「must have + 過去分詞」という構文を使用します。

・He had to leave early.(彼は早く帰らなければならなかった【過去の義務】)
・He must have left early.(彼は早く帰ったに違いない【過去の推量】)

形が酷似しているため混同されがちですが、事実として義務が発生していたのか、それとも話者が過去の事実を強く推測しているのかによって、明確に使い分ける必要があります。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。