2006年、女子レスリングの世界王者として君臨していた山本聖子と、ハンドボール日本代表として勇名を馳せていた永島英明の結婚は、スポーツ界を大きく沸かせた。二人の出会いはトップアスリートが集うトレーニング施設や競技者の交流会。お互いのストイックな姿勢に惹かれ合い、交際を経てゴールインを果たした。
結婚翌年の2007年には第一子となる長男が誕生。順風満帆に見えた家庭生活だったが、2014年9月に約8年間の婚姻生活に終止符が打たれる。突如発表された離婚の背景には、一体何があったのか。最大の要因として語られるのが、互いの「アスリートとしての生き様と生活拠点の擦れ違い」だ。現役退役後のキャリア選択、指導者としての活動、そして子育ての方向性において、二人の間に生じた小さな溝が徐々に広がっていったという。
さらに当時、山本聖子は海外での指導やレスリングに関わる活動を模索しており、国内を拠点に活動する永島英明との物理的な距離も重なった。周囲が想像するスキャンダラスな理由ではなく、己の道を追求し続けるトップアスリートゆえの「価値観の深化と方向性の違い」こそが、離婚に至った本質的な真相である。