誰もが羨む美青年アイドルだった彦摩呂さんが、なぜ大幅な体型変化を遂げることになったのか。その転換点は、幕末塾の活動休止後に俳優業を経て本格的に進出した情報番組のグルメレポーターへの転身でした。
1990年代半ばから2000年代にかけて、テレビ界は空前のグルメ番組ブームを迎えます。彦摩呂さんの体重推移を時系列で辿ると、その変化は仕事量の急増と見事に比例しています。
デビュー当時の58kgから、グルメレポートを始めた30代前半で約70〜80kgへと緩やかに増加。その後、人気レポーターとしての地位を確立した30代後半には100kgの大台を突破し、最も多忙を極めた40代後半にはピークとなる推定135kgにまで達しました。
太った理由の真相は、単なる不摂生ではありません。取材関係者の間でも有名なのは、彦摩呂さんの「徹底した現場主義とプロ意識」です。1日に3〜5軒ものロケをハシゴすることは日常茶飯事で、どれほど満腹であっても「作ってくれた料理人への敬意として、カメラが止まった後も残さずきれいに平らげる」という姿勢を何十年も貫き通しました。さらに、共演者やスタッフとの深夜の打ち合わせや不規則な生活リズムが重なり、結果として約70kg以上もの体重増へとつながったのです。