淡水魚である鯉に対して「生臭い」「泥臭い」というイメージを持つ人は少なくありません。しかし、佐賀県小城の鯉料理を口にした人の大半が、その雑味のなさに衝撃を受けます。「鯉料理 白滝」の鯉が驚くほど澄んだ美味しさを誇る最大の要因は、天山山系から湧き出る名水百選 清水川の恵まれた環境にあります。
白滝では、澄み切った清流の冷水(水温約13℃〜15℃前後)を敷地内の生簀に絶え間なく引き込み、仕入れた鯉を数週間から1ヶ月以上にわたって絶食状態で泳がせます。この徹底した工程により、体内にある泥や未消化物が完全に排出され、余分な脂肪分が削ぎ落とされて身が劇的に引き締まります。
さらに、熟練の職人による素早く正確な血抜きと仕込み技術が加わることで、川魚特有の臭みは完全に消失します。名水に晒された鯉の身は、透き通るような白と桜色に輝き、噛むほどに上品な甘みが広がる至高の食材へと昇華するのです。