西京漬けを調理する際、最も多い悩みが「味噌が焦げて魚の中まで火が通らない」という失敗です。京都やま六の焼き方には、家庭で完璧に仕上げるための明確なルールが存在します。
まず調理前の下準備として、魚の表面についた味噌をキッチンペーパーなどで優しく拭き取ることが肝要です(水洗いは風味が抜けるため厳禁)。味噌の風味はすでに魚の身の内部までしっかり染み込んでいるため、表面の味噌を取り除いても美味しさが損なわれることはありません。
フライパンで焼く場合は、フライパン用のクッキングシートを敷き、フタをして極弱火でじっくり蒸し焼きにします。皮目から焼き始め、きれいな焼き色がついたら裏返して同様に弱火で火を通すことで、外は香ばしく中はふっくらジューシーなプロの仕上がりが実現します。魚焼きグリルを使用する際は、アルミホイルで包み焼きにして最後にホイルを開けて表面を軽く炙るのがベストです。