施術現場における衛生管理の徹底も急務となっている。厚生労働省が定める衛生管理要領をベースに、公益財団法人日本ネイリスト協会(JNA)は「ネイルサロン衛生管理士」の資格制度を運用し、器具の消毒やサロン内の衛生維持に厳しい基準を設けている。
プロの現場において、グリーンネイルの兆候が見られる顧客へのジェル施術は原則として「施術不可(お断り)」が鉄則だ。変色の上からジェルを被せる行為は、菌を培養器に閉じ込めるのと同義であり、プロとして絶対にあってはならない対応とされている。
信頼できるサロンでは、器具の紫外線消毒やエタノール消毒だけでなく、リフトの兆候を早期に見抜くカウンセリングが徹底されている。施術を受ける側も、技術力だけでなく衛生管理に対するサロンの姿勢をシビアに見極める目が求められている。