パーマスタイル特有のパサつきを抑え、映画の劇中のような瑞々しい毛束感を1日中キープするには、スタイリング剤の選定と塗布の手順が命運を分けます。
リョータ風スタイリングにおける最大の禁忌は、「完全乾燥した髪にマットワックスを揉み込むこと」です。パサついたパーマは清潔感を損なう直接的な原因となります。基本はハーフウェット状態(水分が20〜30%残った状態)からのスタイリングです。
朝のセット手順は以下のステップを踏むことで、誰でもプロ級の仕上がりを手に入れられます。
- 根元の立ち上げとタオルドライ:髪全体をシャワーで濡らし、タオルで水滴が垂れない程度までしっかりと水気を取ります。ドライヤーを弱風で当て、前髪とトップの根元だけを軽く立ち上げます(毛先は湿った状態をキープ)。
- スタイリング剤のブレンディング:ホールド力のあるジェル(または水性グリース)と、操作性の高いツヤ系ファイバーワックスを「7:3」の黄金比率で手のひらに均一に伸ばします。
- 後頭部からトップへの塗布:後頭部から毛先を中心に揉み込み、徐々にトップ、前髪へと馴染ませていきます。最初から前髪につけると重さでカールが潰れるため注意が必要です。
- フォルム調整と自然乾燥:サイドの刈り上げ部分を上から手ぐしで撫で下ろしてタイトに抑え、トップの毛束をつまんでランダムな束感を作ります。形が決まったらドライヤーの弱風で表面を固めるか、そのまま自然乾燥させます。