結論から言えば、広瀬すずはドラマ『ビター・ブラッド』に単なる単発ゲストではなく、主人公・佐原夏輝(演:佐藤健)の妹「佐原忍(さはら しのぶ)」役としてレギュラー出演していました。
広瀬すず演じる佐原忍は、銀座署に配属された新米刑事の兄・夏輝と二人暮らしをしている高校生。物語の主軸である「幼少期に自分たちを捨てた実の父親・島尾明寛(演:渡部篤郎)との確執」において、父を激しく拒絶する兄に対し、忍はどこか客観的でフラットな視点を持つという重要なポジションを担いました。
登場シーンとしては、兄妹が暮らす自宅マンションでの朝食風景やリビングでの会話劇が中心です。全11話中、第1話の導入から第3話、第6話、第7話、そしてクライマックスに向かう第10話・最終回(第11話)まで要所で登場し、ハードな刑事事件が続く作中において「ホッと息をつける日常のオアシス」として視聴者に強い印象を残しました。特に兄の夏輝に対して生意気な口調で突っかかりながらも、心底では兄の身を案じる仕草や、佐藤健との阿吽の呼吸による掛け合いは「本物の兄妹にしか見えない」と放送当時から絶賛を浴びました。